⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2025年6月15日号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんにちは。 今回のメルマガは「家庭教育ワンポイントアドバイス」第181弾として 個別学習塾を経営されている田代光良先生から頂いたメッセージをご紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  田代 光良 先生 ●テーマ ちょっと不思議だが、母の愛が分かる話 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 2004年10月23日、最大震度7の新潟中越地震が発生しました。この地震で、車ごと土砂崩れに巻き込まれ、約92時間後に救出された皆川優太君という当時2歳の男の子がいました。その救出の際のちょっと不思議なお話を紹介いたします。 優太君は東京消防庁のハイパーレスキュー隊に助けられました。その様子はテレビで生放送されていて、まず隊員が「女性の声がします。」と言いました。さらに「車の下に子供がいる」との母親の声で、車内にいなかった男の子の存在に気付きました。その様子からテレビはテロップで「母親と子供の2人が生存」と速報を流しました。 救出された時、優太君は比較的元気で、「お母さんと一緒でずっと励ましてくれたから怖くなかった」「お母さんが歌を歌ってくれたんだよ」と話したとされています。 しかし実際は、お母さんの車は崩落した岩石や土砂の下敷きでぺしゃんことなり、お母さんとおねえちゃんは即死だったことが判明しました。 優太君が1人だけ車外にいたことも不思議で「お母さんがその隙間に入っておとなしくしていなさい」と言ったようで、車と岩の間のわずかな空間が優太君を救いました。 10月下旬の夜は寒さが体に堪えるであろうし、救出時下半身は紙おむつ1枚でした。さらに空腹には「ミルクを飲んでいた」と言っていますが、もちろんその痕跡はありませんでした。 生死の分かれ目と言われる72時間を越えて、ほぼ丸4日間2歳の子供が寒さと空腹、のどの渇きに耐えたというのはまさに奇跡です。 後日救出にあたった隊員は、確かに女性の声を聞いたと述べています。 不思議なお話ですが、死してなお子供のそばに留まり続け、隊員に「子供がいます」と伝えたのは、まさに母の愛としか言いようがありません。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆   次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回のセミナーは現在企画中です。 日程や内容等が決まりましたら、当メルマガ及びホームページにて告知致します。 ☆★−−−−−−−−★☆   編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 皆さまこんにちは ここ仙台でも6月14日に梅雨入りが発表されましたが、予報ではしばらく晴天が続き30度を超える日もありそうです。 この季節は食中毒や風呂場のカビとの闘いになりますが、同時に熱中症にも気を付けて過ごして参りましょう。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆