⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2026年1月15号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんにちは。 今回のメルマガは「家庭教育ワンポイントアドバイス」第195弾として 個別学習塾を経営されている田代光良先生から頂いたメッセージをご紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  田代 光良 先生 ●テーマ 動機づけの大切さ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 皆さんはJR東京駅の新幹線ホームで整列して待機しているお掃除のスタッフを見たことがありますか? わずか7分間に、車両清掃からトイレ掃除、ゴミ出し、座席カバーの交換、忘れ物チェック等をこなし、その見事なチームワークは「7分間の奇跡」と呼ばれています。 その現場力がハーバード大学経営大学院MBA(経営学修士)1年生の必修科目になりました。ハーバード大学のイーサン・バーンスタイン助教授は、 「上司による管理や金銭的な報酬ではない、スタッフの動機づけの稀有な例」 と評しています。 この会社は通称「テッセイ」と呼ばれています。 仕事の内容はいわゆる3K(きつい、汚い、危険)です。延長が許されない7分間で多くの業務をこなさなければならず、汚物を扱うことも多く、何百トンの車両相手です。 ですから、その前身「鉄道整備会社」にいるスタッフは、過去の現場であまり評価されてこなかった人が多く、仕事に対するモチベーションが決して高いとは言えませんでした。社会的に評価の低いお掃除のオジサン、オバサンであることを親戚に言えないこともありました。 そこにJRを経由して経営企画部長として赴任したのが矢部輝夫さんでした。 あまり「やる気」を感じられない現場を見て、まずスタッフを尊重し、評価する仕組みを作りました。仕事への「誇り」と「生きがい」が必要で、経営者がスタッフを、スタッフがスタッフを認め合う環境、風土造りから始めたのです。 その一つが「エンジェルリポート」です。 地道に頑張っているスタッフをリポートし、皆で共有する取り組みです。悪いことは否が応でも目につきますが、ここでは良いことだけをリポートします。始めた年は400件程度でしたが、今は年間1万件を超えるほどになっています。良いものを掲示板に張り出し、皆が読めるようにしました。その具体例が次です。 「Sさんは仕事がとても丁寧です。トイレを普通に清掃した後、便座を外し、奥の方まで手を伸ばして隅々まで仕上げます。Sさんは、トイレが奇麗になっていないと楽しいはずの旅も台無しになってしまうから、と淡々と答えます。」 このように皆に見えるように褒め、褒められることによってさらに伸びる好循環が生まれました さらに現場の声で、仕事でかけられると「ノリ」が良くなる言葉を集めた「ノリ語集」、地味な制服からスッキリとした制服へ、夏にアロハシャツや浴衣、帽子にハイビスカスや桜の花を付ける、12月には背中にサンタクロースを付けるなどして、スタッフの「やる気」を引き上げていきました。 そうした取り組みの結果、パートから正社員への試験を受けた人が面接官に動機を聞かれた時、 「お掃除のオバサンと働いていることに対して、社会的地位の低さからプライドを捨てました。でもこの会社に入って新しいプライドを得ました。」 と答えました。 良いリーダーは、ワクワクさせて本人のやる気を引き出します。 私は塾の先生ですが、やる気のある生徒は楽です。どんどん自分で進めてくれますから、簡単なアドバイスで済みます。問題はやる気が見えない生徒をどう前向きにできるか、です。「ビリギャル」で有名な窪田先生は心理学を使って、様々なタイプの生徒にやる気を持たせることに成功しました。松下幸之助は初期の頃、電球を作るという単純作業の繰り返しに飽きる社員に、 「今までろうそくやランプで暗い家が、これが点けば驚くほど明るくなり歓声が上がる、今まで出来なかった勉強思う存分出来るようになる、未来が広がる、何より家の雰囲気が明るくなる、電球が各家庭に点く瞬間を思うとワクワクしないか?」 と問いかけました。 経営学で有名な船井幸雄氏は、ワクワクして仕事をすれば嫌々することの3倍効率が上がる、人間はワクワクするために生きている、と言っています。ワクワクすればその人本人が持っている能力が発揮できるからです。 良い上司とは部下に、良い先生とは生徒に、良い親とは子供に、いかにワクワクさせられるか、と言えそうですね。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆   次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回のセミナーは現在企画中です。 日程や内容等が決まりましたら、当メルマガ及びホームページにて告知致します。 ☆★−−−−−−−−★☆   編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 早いもので小正月を迎えました。 昨日14日にはどんと祭で御神火にあたりながら、一年間の無病息災・家内安全をお祈りしましたが、近年はそれに加えて日本及び世界の安寧を祈らずにはいられない状況が続いています。 世の中の出来事に目をやれば他に対する思いやりの心を忘れてしまったかの様な世界に見えてしまいますが、私達一人ひとりが隣人に対して思いやりの心を持って接する事が、少しずつでも世の中を変える力になるような気が致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.stars.ne.jp/ ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆